早く帰宅したので、少し音楽を聴いてみました。
買ってあって、なかなか聞けずに置いてあったオットー・クレンペラーのボックス「ロマンティックシンフォニー&序曲」という10枚組からメンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」から序曲です。
クレンペラーはあまり積極的にCDを聴かない指揮者です。スケールは大きいものの、テンポが遅く、響きも肥大気味だと思っています。
私はどちらかというとセルのような凝縮型の演奏が好きなので、クレンペラーはやや苦手意識を持っていました。
さて、「真夏の夜の夢」から序曲だけを聴いたのですが、なかなか良かったです。ドイツの深い森を思わせる響きがあって、なるほど世評の高い演奏だけあると感じました。きょうは序曲だけ聞きましたが、同じCDに抜粋版の他の曲も入っているので、時間があるときに残りを聴いてみたいと思いました。
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