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極太麺に背脂チャッチャ系スープ 「らーめん潤」亀戸店で燕三条ラーメン

東京で「燕三条ラーメン」を食べられる店が亀戸にあります。「らーめん潤」です。亀戸店のほかに蒲田店もあります。

ウィキペディアによると燕三条ラーメンとは、新潟県の県央地域(燕市、三条市)発祥のラーメンで、昭和30年前後に、杭州飯店(当時は福来亭)の初代、徐昌星が、洋食器産業の工員の出前のラーメンについて、工員たちの要望で味を濃くした上でバランスを考えて豚の脂を加え、さらに出前しても麺が伸びにくいように麺を極太にしたのが始まりだそうです。

麺はうどんのような極太、煮干などの魚介類の出汁が利いた、濃口醤油スープに、大量の豚の背脂が表面を覆っているのが特徴です。たまねぎのみじん切りが乗っている店も多いそうです。

「らーめん潤」亀戸店は、亀戸駅を明治通り沿いに南に5分ほど歩いたところにあります。カウンターのみで店内は広くなく、私が行ったときは店内に5人ほど並んでいました。

券売機で買ったのは基本の「中華そば」(780円)です。

麺をあらかじめ提供するタイミングを考えながらゆでているようで、座ってほどなくラーメンが提供されました。

具はチャーシュー2枚、メンマ、刻みたまねぎ、岩のりでした。

麺は極太で、二郎系くらいの太さがあります。スープは煮干しの香りがしました。醤油の色は濃いですが、塩味はそれほど強くありませんでした。またそれほど熱くありませんでした。

背脂は食券を渡す時に量を聞かれます。私は普通の次に多い中脂にしましたが、それほどどんぶりを覆うほど多くなく、もう1段階上でもいいかなと思いました。

スープが見た目ほどにはこってりしていなくて、少し意外でしたが、噛み応えのある麺がなかなかおいしかったです。

ごちそうさまでした。

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keitoshu: 千葉県に住む男性です。好きなクラシック音楽や読書、食べ歩きの思い出などを書いていきます。
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