2023/07/08
今から10年ほど前、30代後半のときに、会社の健康診断で血糖値が異常に高く出て、再検査になりました。ちょうど結婚、転勤など人生の転機が重なった時期でした。それまで、年1回の健康診断も惰性的に受けてきたのですが、再検査という異常な数値が出て、初めて健康の大切さを意識したときだったと思います。
空腹時の血糖が200を超えていました。午後の受診で、本当は前の日の晩から何も食べてはいけなかったのですが、昼食によく行くうどん屋さんでランチ定食を食べてしまいました。うどんとコロッケ、ごはん、という炭水化物トリオで、一番血糖値の上がるものを知らずに食べていたのです。
結果が戻ってきてびっくりして、ネットでいろいろ調べてみて、糖尿病の怖さを知りました。1回かかると一生完治はしない、合併症の怖さ、好きなものを食べられなくなる…。
当時は生活環境が変わったこともあり、結構な量を食べていました。体重もそうとう増えていて、昼食後にだるくて眠くなるようなこともあり、後から考えると、確かに異常だったのだと思います。
実は当時の職場の上司に糖尿病の人がいて、食事の前に毎回、おなかにインシュリン注射をしているのを見ていました。そのたびに「申し訳ないけど、こうはなりたくないな」と思っていたのですが、まさに自分がそうなりかかってしまったのです。
再検査は1か月後でした。とにかくこのままではいけないと、食事の量を減らし、特に炭水化物を採らないようにして、朝晩のウォーキングを始めました。もともとが心配性なので、ネットでいろいろと調べることも増えました。正直言ってその間の1か月間はあまり仕事も手につかず、ウォーキングやネット検索ばかりしていました。
結局、1か月の節制、運動生活のおかげで、体重が急激に減り、再検査の結果は空腹時血糖が100位まで下がり、一安心しました。
この期間はとにかくよく歩きました。朝20~30分ほど、夜食後に20~30分ほどは歩きました。糖尿病の恐怖からから、面倒くさいとは思いませんでした。昼間も少しでも歩ける距離なら歩くようにしました。ちょうど季節が秋で、歩くのに良い気候だったのも幸いでした。
また食事もなるべく炭水化物を避けました。外食でランチをとると、どうしても麺類や丼物などが多くなってしまいがちですが、「〇〇(地名)食堂」というところが会社の近くにあって、そこで焼き魚と納豆とごはん(小)みたいなものばかり食べていました。アルコールもその期間は控えていました。
このウォーキングと食事の節制のおかげで、わずか1か月の間で、劇的に痩せることができ、血糖も正常値に戻ったのだと思っています。
再検査に行った病院でたまたま置いてあった健康冊子に広告が載っていたのが「アカポリアプラス」というサプリメントでした。アカシアポリフェノールというのが入っていて、血糖値に良い効果があると書いてあったので、わらにもすがる思いで購入することにしました。
ウォーキングと食事に合わせて、アカポリアプラスを飲んで、さらに3か月後位の検査でも正常値におさまり、体型も安定したこともあり、結局3か月くらいでアカポリスを飲むのはやめました。最初の検査から再検査、再々検査の間の3か月ほど、とにかくよく歩き、炭水化物を節制したことが一番大きかったとは思いますが、アカポリアプラスもたぶん(笑)効いていたのだと思いたいです。
あれから10年近く経ちますが、やはり少し油断をして体重が増えると、血糖値だけでなく、体調自体よくないような気がします。忙しいとなかなか運動を続けるのは難しいので、できるだけ歩くようにするのが一番良いと思っています。それと暴飲暴食はだめですね。特に炭水化物はすぐに太るだけでなく、食後血糖値を上げやすいのでできるだけ控えるようにしたいですね。最近は糖質オフの商品がたくさん出ているので、なるべくそうした商品を選ぶようにしています。
ただ、サプリにしても低糖質商品にしても摂るのは良いのですが、あくまでも補助的なもので、基本はやはり毎日の運動と食事に気を付けることが何よりも大事なのだと思っています。
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